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『北の国から』
■原作・脚本:倉本聰
■出演:田中邦衛/吉岡秀隆/中嶋朋子/竹下景子/岩城滉一/原田美枝子/大滝秀治/地井武男/いしだあゆみ 他
■音楽:さだまさし
■作品概要
北海道・富良野の大自然を舞台にした“小さな家族の、大きな愛の物語”
■舞台になった富良野で感動できるのは景色だけではなかった!
ドラマ『北の国から』は、1981年10月に放送が始まりました。
その後2002年まで放送が続き、そこで放送が終了になります。
北の国からは動画でもおなじみで、有料サイトの動画でも人気がある作品の一つです。
レンタルビデオ店に行っても、2018年現在でも人気があることがよくわかります。
同時に、主題歌も多くの人に衝撃を与え現在でも多くの人の耳にメロディーが残り続けています。
■ストーリーを簡潔に!
北の国からのストーリーといってもさまざまなものがありますが、やはり一番有名なのは1981年にスタートした連続ドラマだった時です。
舞台は北海道の空知川が映し出されるところから始まります。
純と蛍は、五郎と一緒に故郷の富良野やってきました。
なぜそのようなところに来たかといえば、妻が浮気をしていたからです。
それが原因で、3人は北海道に移り住むことになりました。
とはいえ、大自然の中でまともな住宅はありません。
そこで見つけ出したのは、ぼろぼろの廃屋で今にも倒壊しそうな場所です。
ですがその家を直していき、生活をするようになり様々な感動を生みだします。
大自然の中の生活が続いていく中で、子供たちは母親と離れ複雑な気持ちのままでした。
ある日、純は母親のもとに行きたいと言い出し東京へ向かおうとします。
それに気づいた五郎は、純を東京に送り出すことにしました。
やがて純は北海道に戻り、再び3人で生活を始めますが純は次第に自分と蛍に対する父親の対応の仕方が違うことに気がつきます。
このように、様々な葛藤を続けながら純が人間的に成長していくドラマです。
またそれを取り巻く環境も様々で、優しさもありつつ厳しさもある中で一人の人間がそして家族たちが成長していく様子をとらえています。
■そもそもなぜいまだに人気があるのか?
北の国からがシリーズ化され、2018年現在でも非常に人気があるドラマの一つです。
今まで人気があるドラマはたくさんありましたが、長期間語り継がれるようなものはそれほどありません。
そもそもなぜ北海道の片隅で生活をしている家族に焦点を当てた地味なドラマがこれほど人気が出たのかは、それなりの理由があります。
その理由は、多くの人に衝撃を与えたからでしょう。
まず、北海道に移り住む中でブラウン管を前に見ている人たちの常識を変えました。
家に住んでも水すら出てこない光景や電気がつかない光景です。
まずその瞬間に多くの人は衝撃を受け、ドラマに見入ってしまったわけです。
それ以外でも、その当時のドラマにしては早くも衝撃的だったことです。
当時のドラマはトレンディードラマが主流で、人気俳優や若い女優などが頻繁に起用されていました。
ところが北の国からは、若い女性や男性が主人公ではなく田中邦衛さんを中心とするメンバーを起用しています。
あえて流行とは少し外れた路線を進んだことが、逆に流行を生んでいました。
もし当時人気の女優や俳優が使われていたとすれば、その物語は時間の経過とともに色あせていくでしょう。
ですがその枠にとらわれず田中邦衛さんを採用したことにより、逆にそれが長い年月が経過しても色あせないドラマになっていきます。
■敢えて不幸な家族を描いた!
テレビ番組をつくるときは、単に面白いだけでは記憶に残るものになりません。
一時的な日常のカンフル剤となるだけで、その後少しずつ記憶から薄らいでいきます。
1か月も経過すると人々の記憶から薄れていき、やがて日常生活の中で忘れ去られてきます。
その一方で北の国からは、30年も経過しているにもかかわらずに根強い人気がありますが、これはこのドラマに何らかの強いメッセージ性があったと考えてよいでしょう。
このドラマのメッセージはいくつかありますが、当時景気の良く浮かれていた日本で、敢えて不幸な家族を描いたいたことです。
これにより意外性を発揮するとともに人々の心を奪ってきました。
もし大人だけのドラマであれば、それほどインパクトありませんでしたがそこに出てくるのはさえない中年男性とまだ小さな子供二人になります。
しかも、そこでえがかれているのは頑張っている父親だけでなく、ダメな父親もみごとにえがかれています。
ドラマであればきれいな部分を見せていき、華やかな一面を持たせるのが常ですが、すでにこの時代から人間のダメな一面を全面的に映し出し人々の共感を誘いだしてきました。
ダメ人間でありながら逆にそこが感情移入でき、人の心を奪っていくことになります。
■登場人物とその背景を知る!
北の国からでは、なぜか登場人物が非常に個性的で印象に残っている人も少なくないでしょう。
このドラマで一躍老若男女から有名になったのが、田中邦衛さんになります。
田中邦衛さんのような地味な俳優は、通常小学生や中学生のような子供たちが名前を知ることはありませんが、田中邦衛さんの良さをこのドラマは引き出し小学生から中学生の年齢の子供たちも名前を知ることになりました。
このドラマの中で田中邦衛さんの良さを引き出した監督もかなりすご腕であると同時に、田中邦衛さんの代名詞をみごとに造り上げてしまったのもさすがです。
田中邦衛さんが演じる五郎は、もともとガソリンスタンドで働いていましたが、妻の浮気が原因で離婚しおよそ7万円程度のお金しか持たずに北海道に来たとの設定になっています。
当時の男性としては非常に貧乏で情けない中年のおやじでありながら、北海道で頑張る姿は多くの人々を感動させていきました。
純は、五郎の子供役ですが母親がいないことから様々な葛藤をみせます。
特に東京に出てからは、青年の悩みを露呈するような事件がたくさんおきます。
しまいには欲求不満になりタマコを妊娠させてしまうなど、道を踏み外すようなこともありました。
蛍は、父親の苦労を知りながら医師と不倫をするような部分もありますが、本質的には兄思いなところがあります。
■このドラマの魅力を引き出しているのは歌!
北の国からといえば、主題歌を思い浮かべる人も少なくないはずです。
なぜ主題歌を思い浮かべるかといえば、実はさだまさしさんの作詞・作曲した「北の国から」は歌詞がないからです。
そもそもなぜ歌なのに歌詞がないかといえば、さだまさしさんが曲を作る時に富良野に行きその景色を見たときに何も歌詞が思い浮かばなかったからと言われています。
景色や壮大すぎて、何を歌ったないのかわからずそのような歌にしたと本人は話しています。
富良野の景色は、駅前はそうでもありませんが少し離れた所に行くと丘が広がっており春から秋にかつてはきれいな花が咲き乱れます。
特に富良野のラベンダーは有名で、一面が紫色になるほどインパクトが強いものになります。
そのような景色を見たときに、思い浮かんだのが穏やかなメロディーと歌詞が単語が全く存在しない歌詞です。
作曲している当時、北の国からの監督の倉本さんの自宅に呼ばれたさだまさしさんは、監督の目の前でその曲をつくったとのエピソードがあります。
しかもこの曲は、長時間かけて作ったわけではなくわずか30分ほどで出来上がってしまったとありますので驚きです。
30分で出来上がった曲が、何十年も経過した現在でも多くの人々の記憶に残るとはだれも考えていなかったでしょう。
【北の国から BGM】
■様々な面で魅力的な作品!
北の国からは1981年に放送されたテレビドラマですが、この作品の魅力の一つはまず登場人物にあります。
当時トレンディードラマに出ていたような人物を使うのではなく、ほとんど名前が知られていないような子役の二人と、名前はある程度知られていましたが主人公になるような人物ではない田中邦衛さんが利用されたことです。
ドラマの中では、ますます便利になっていく日本とは逆行したような内容になっており、それが多くの人々に衝撃をあたえることになります。
ドラマの中で利用されていた曲は、さだまさしさんの曲ですが監督の目の前で作詞作曲したと本人の口からは語られています。
しかもわずか30分程度でできあがった曲が、日本中の人々を感動させる曲になるとは考えていなかったでしょう。
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私は一足先に楽しんじゃってます♪
※情報は2018年5月時点のものです。
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